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  • 執筆者の写真Hirokazu Kobayashi

人生は3C!

更新日:2 日前

小林裕和

(株)グリーン・インサイト・代表取締役/静岡県立大学・名誉教授・客員教授

 

1960年代の “3C” をご存知であろうか? 当時、日本は高度経済成長の真っ直中、color TV (カラーテレビ)、cooler (クーラー)、car (車) が庶民の憧れの的であった。このような言い回しは、他にもある。”マーケティングの4C”:customer (顧客)、cost (コスト)、convenience (便利さ)、communication (コミュニケーション)。”ダイヤモンドの4C”:carat (カラット)、color (カラー)、clarity (クラリティ)、cut (カット)。”教育分野の4C”:critical thinking (批判的思考)、communication (コミュニケーション)、collaboration (協働)、creativity (創造性)。“C” 以外に ”K” もある。最近 ”4K” といえば、解像度3,840×2,160を表すが、”労働の3K”:きつい (kitsui)、汚い (kitanai)、危険 (kiken) というのもある。

 

好奇心を源として、好きなことをして収入を得られれば、これは最大の幸せであろう。言い換えれば、趣味が職業になること。音楽家、美術家、作家、役者、学者などは分かりやすい例である。ただし、あまり高見を目指すべきとは思わない。何故なら、行き詰まって自殺という結末があることを知っている。医者、政治家、企業家、公務員などとして、社会貢献に生きがいを見出し、それを楽しいと感じることも素晴らしい。私は、「好奇心と勘違いの自信」 をモットーとしてきた。そこで、「好奇心」 はcuriosity、「自信」 はconfidenceである。さらに、「集中」 という言葉が好きだ。「集中」 はconcentration。2014年3月、卒業生に送る言葉を求められ、これらを書いた。本庶佑先生 (2018年ノーベル生理学・医学賞受賞) は、2012年〜2017年、静岡県立大学で理事長を務められた。この間、私は同大学で学府長、副学長としてお世話になった。本庶先生は、京都大学のホームページに、「独創的研究への近道:オンリーワンをめざせ」 と題するエッセイを書かれていた。そこで、curiosity (好奇心)、courage (勇気)、challenge (挑戦)、confidence (確信)、concentration (集中)、continuation (継続) を挙げられていた。これは研究成果ではないが、研究者の世界では 「2位じゃダメなんでしょうか?」 と聞かれると。答えは、「ダメ」。最初に発表しないと価値がない。この点は残念だが、人生に有用な3Cとして、curiosity (好奇心) から始まり、confidence (自信) を持って、concentration (集中) すれば、成功するはずだと言いたい。




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